今回は今までとは違い、私が“見た”風俗をご紹介します。それはストリップ(もとはストリップ・ティーズ)です。そのなかでも「まな板ショー」と呼ばれるものです。「ライブ・ショー」とも「白黒ショー」とも言います。

そろそろ開演時間が来たようです。どうぞお楽しみください。

 ストリップ

『半永久完全自動収入』


蕨(わらび)のストリップ劇場


蕨駅(JR京浜東北線)に降り立ったのはいつのことだったろう? 何年前のことかよく思い出せない。しかし、その劇場のことを思い出すと、今、目の前で行われていると錯覚するくらい、衝撃的なシーンが鮮明に甦ってくる。

出かける数日前に夕刊紙でおよその場所は確認しておいた。
だが、実際に蕨駅で降りてみると「その場所」はなかなか見つからなかった。

15分から20分は歩いただろうか、とある場所に「小屋」はあった。探していたストリップ劇場である。ストリップ劇場に来たのは3度であったが、いつでもすんなりと入場できない。恥ずかしい気持ちが先行するのである。

私に気づいている人はなさそうだ。
劇場の回りの道行く人々をさりげなく見渡しながら、足早に入場した。

 


鼻をつく臭い



入った途端、場内ではなんとも言えぬ臭いと耳をつんざくような音楽が充満していた。
小便と精液が入り混じった臭いだった。精液の臭いを「栗の花のにおい」と表現することがあるが、「栗の花のにおい」を嗅いだことがない私にはわからない。しかし、精液独特の臭いは自分で嗅いだことがあるからよくわかる。

しかし、どうしてこうも臭いのか? その疑問はすぐに解けた。

まず、トイレが劇場入り口を入って左手奥にあり、トイレの扉は板一枚でガタガタになっていた。そこから臭ってくるのだ。

それと、踊り子さん(現場ではストリッパ−とは呼ばない)が、おしぼりを使って「抜く」サービスをしているからだった。

先ほどから演奏されている曲は、踊り子さんも客も乗ってくるようなリズミカルなメロディーだった。

  


オーソドックスなストリップショー



私は、舞台に向かって左側最前列から数えて4列目に座った。
舞台は中央がせり出していた。ファッション・ショーのシーンを思い浮かべてもらうとよくわかるだろう。幅1.5メートルくらいの「通路」が10メートル以上にわたって続いている。

この出っ張った部分を業界用語で「出べそ」ということを思い出した。

そこでも踊り子さんは客にストリップを見せるのである。

すでに舞台の上では、踊り子さんがスパンコールの飾りをあしらった赤い衣装を身にまとい、体を回転させながら舞っていた。

踊り子さんは、比較的若くスリムな体型をしていた。
赤い衣装を取り、舞台の左側に衣装を投げるとその下は黒いブラとパンティーだけだった。手には大きな扇子を持ち、器用に動かしていた。

ディスコの全盛時、お立ち台の女の子たちがミニスカートの短さで競っていた。舞台の下から見るとパンティーが丸見えの子たちばかりだったようだ。その子たちは大きな扇子を持って踊っていた。

その踊り子さんは、黒いブラをはずすとすばやく扇子で胸を隠した。
見えそうで見えないように焦らすのが本来のストリップ(ティーズ=焦らす)である。

続いて黒いパンティーを両足から抜くと、股間の前に扇子を置き見えないようにした。

正面を向いて横になると、扇子を横に置き、右足を高く上げ、股間をむき出しにした。さらに右手の人差し指と中指を使って割れ目を広げて中を見せた。

私の周囲の男どもはかぶりつきで股間の1点を見つめていた。私もつられてかぶりつきで見るはめになった(笑)。

踊り子さんは舞台を左右に動き、中腰になると左手で尻の後ろで支えると、右手で股間を広げて見せて回った。サービス精神がないと客から拍手が起きない。客たちは踊り子さんを自分のそばに呼びたくて大きな拍手をし、声援を送る。

   「こっちに来てくれ〜」「早くせんかい」「見せろ〜」

客も必死である。

踊り子さんも拍手や声援に答えて動き回る。
そうこうしているうちに曲が変わり、踊り子さんは舞台中央で丁寧にお辞儀をすると舞台から姿を消した。

 

天狗ショー



続いて登場したのは、股間に「天狗」の面をつけた男と、白い長襦袢を身にまとった女のカップルだった。

どうやら「天狗ショー」を始めるらしい。

女は仰向けに横たわり、白い長襦袢の前をはだけた。長襦袢の下には何も身に着けていなかった。女は客席に向かって両足を大きく広げた。黒々とした茂みが目を射た。

男は「天狗」の赤い鼻を女の股間に入れようとしていた。最初は浅く、徐々に奥深くまで挿入した。男が腰を回転させるたびに女もその動きにあわせて腰を回転させる。

女は腰を浮かせ、「天狗」の赤い鼻が股間に挿入されているさまを見せようと必死にもがいていた。男は無表情で激しく腰を動かしていた。

つぎに、女は四つんばいになると後ろから男が覆いかぶさった。
例によって天狗の赤い鼻をバックから挿入した。男は女の腰を掴むと前後左右に激しく動かした。

私は、ふと男は自分のモノを入れたくならないのだろうかと考えていた。
私ならとても我慢できなかっただろう。

ここで曲が変わり、「天狗ショー」の二人は去った。

 


まな板ショーのはじまり、はじまり



いよいよ待ちに待った「まな板ショー」の開演である。
踊り子さんが白いシーツのかかった敷布団を持って現れた。スケスケのネグリジェ姿だった。

踊り子さんは布団の上に横たわり、ネグリジェの上から胸や股間をまさぐり始めた。曲の合間にときおり踊り子さんの口からよがり声が聞こえてきた。

しばらくしてオナニーショーが終了すると、踊り子さんは布団の上で正座した。すると舞台の左手からジャージを着た男が現れ、客席にむかって叫んだ。

  「ショーに参加したい人は舞台にお上がりください。できるのは一人
   だけです」

その声を合図に4人の勇ましい客が一斉に舞台に駆け上がった。
男たちはその場でじゃんけんを始めた。

じゃんけんに勝ったのは、中年の頭が薄くなった男だった。
他の男たちは残念そうな顔で舞台から降りた。

中年の頭が薄くなった男はうれしそうに右の拳を少し突き上げた。
しかし、その男は自分の欲望を果たすことができなかったのである。

男は仰向けに寝た踊り子さんの胸を触ったり、股間を一所懸命に舐めていた。その間、踊り子さんは男のモノをしごいていた。

しかし、立たないのである。踊り子さんが、モノを握った手をどんなに激しく上下に動かしてもピクリとも反応しない。

結局、その男はすることもできず、すごすごと舞台から降りた。

そこで、ジャージを着た男の再登場となった。
ジャージ男はもう一度客席に向かって叫んだ。

   「さあ、元気のいいお兄さん。今度こそお願いしますよ」

その声を合図に、またもや4人の男が舞台に駆け上がった。
4人の中にはさきほどの中年の頭が薄くなった男はいなかった。

今度じゃんけんに勝ったのは学生風の男だった。
若くいかにも元気いっぱいな男だった。今度はしっかり見せてくれるであろう。私はその若い男に声援を送りたくなっていた。

学生風の男は、すばやくズボンとブリーフを脱ぎ捨てると踊り子さんのそばに駆け寄った。

学生風の男は、いきなり踊り子さんの股間に顔を埋めると、客席に向かってVサインを送って見せた。自信ありげに見えた。

学生風の男は、前戯もそこそこにゴムを装着すると、自分のモノを右手で握ると踊り子さんの割れ目にあてがい、突き刺した。

学生風の男は、10数回腰を前後に激しく動かすと、急に動きを止めた。
射精したのである。モノを踊り子さんの股間から抜き出すと、ゴムを外し客席に向かって見せた。これだけ出たと見せたかったのだろう。かなり溜まっていたようだ。

学生風の男が、服に着替えているとどこからともなく拍手と歓声が沸き起こった。

   「がんばったな〜」「よくやった!」「ワオー」


これが「まな板ショー」と言われるものである。

舞台に上がって、大勢の人の前で自分のセックスを見せると言うのはよほど度胸がないとできない。私にはとてもできないことである。

ストリップ劇場の入場料は3000円だった。「まな板ショー」の参加者も払ったのは入場料だけである。つまり一発代はタダ。
 

 

 

 

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体 験 学 習 のウェブマスター、タカシでした。

 

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