テレクラで出会った女の子

『半永久完全自動収入』

 


渋谷のテレクラ


当時、私は休日になると渋谷や新宿へテレクラ通いをしていた。

テレクラ(実店舗を運営している)には2種類ある。1つは「早取り制」で、もう1つは「取継ぎ制」である。

「早取り制」は、女性から電話がかかってくると先に取ったものが女性と話すことができるシステムで、早い者勝ちである。

「取継ぎ制」は、女性から電話がかかってくるといったん受付で電話を取り、女性の希望を聞いて客に転送するシステムで、客は待っていればよい。

その日、私が利用したのは「取継ぎ制」の店だった。

その店は渋谷道玄坂にあり、以前にも利用していたため、受付で会員証を示すと、すぐに入店することができた。

受付のお兄さんから入店時刻が打刻されたカードを受取り、カードに書かれた番号の個室へ入った。

個室はベニヤ板一枚で仕切られただけの一畳ほどの広さであった。

個室の中には、テレビを載せたテーブルとテレビに向かって右横に電話機とティッシュボックスが置いてあった。他には背もたれのある椅子が1脚あった。

個室は薄暗く、向かって右上の角に明るさが調節できる裸電球の照明があった。個室の明るさは自分で調節しろということらしい。

私は椅子に座り、テレビの電源を入れた。2チャンネルに回すと(テレビが年代モノとわかる)、アダルトビデオを流していた。

待っている間、退屈しないように時間つぶしでもしろということなのだろう。画面には一組の男女が抱き合っているシーンを延々と放映していた。

私はぼんやりとした目で眺めながら、心の中でつぶやいていた。

   「今日こそは、必ず、きめてやる!」

 
 

女の子と電話がつながった



個室に入ってから20分くらいたっていただろうか。個室の電話機のベルが鳴った。電話機を見ると「転送」と書かれたボタンが赤く点滅していた。

すぐにそのボタンを押すと、受付のお兄さんとつながった。

お兄さんは、

   「女性から電話が入っています。これからつなぎます」

と言った。

とその瞬間、明るく元気のいい女の子の声が耳に飛び込んできた。

   「今日はお金がなくて、渋谷まで行けないから迎えに来てくれる?
    迎えに来てくれたらいいことしよう!」

彼女は「いいこと」に語気を強めて言った。

彼女は、迎えに来てくれ金をくれる男ならだれでもよかったのだ。

私としては「デキル」なら断る理由はない。即座にオーケーした。

すると彼女は待ち合わせ場所として、小田急線笹塚駅近くの喫茶店を指定してきた。

私は半信半疑ながら出かけてみることにした。現在、時刻は午後2時を少し回ったところだ。30〜40分もすれば待ち合わせ場所に着くだろう。

私は、すぐさま入店時刻が打刻されたカードを持って個室を出た。

受付に行き、お兄さんに外出する旨を伝えた。

お兄さんは、

   「また戻ってきますか?」

と尋ねた。

この店は、出入りが自由で時間内であれば戻ってきて何度でも電話を受けることができる。

私は答えた。

   「たぶんすっぽかされるから戻ってくるよ」

結果は、彼女に会えたのである。

 



待ち合わせ



私は渋谷駅に急いでいた。道玄坂を渋谷駅方面に下っていくといつものことながら渋谷109の周辺には人だかりができていた。

109の前の交差点は109を挟んでY字型の三叉路になっていて渋滞が激しい。

横断歩道の信号が青に変わると小走りで渋谷駅に向かった。


小田急線笹塚駅に着くと待ち合わせ場所である「喫茶店」を探した。

「喫茶店」はすぐに見つかった。店内に入り、見渡したが彼女らしい女の子の姿はなかった。

とりあえず30分は待ってみようと覚悟を決めた。

そして30分がたったが、遂に彼女は現れなかった。またもすっぽかされたかと、舌打ちした。

しかたがないと半ばあきらめ、店を出た。しかし、彼女の話に具体性があったからもう少し店の外で待ってみることにした。

10分ほど待っていると、一人の女性がすごい勢いで走って「喫茶店」に向かってきた。その時、「彼女」だと直観した。

電話で話していた服装だったのである。グレーの上着を着て、グレーのキュロットスカートを穿いていたのだ!

彼女は店内に入ると、私がいないことに気づき出てきた。

そして彼女と私は対面した。彼女は約束を守ったのだ。

  


笹塚駅前から渋谷道玄坂にタクシーで向かう



私たちは笹塚駅前からタクシーに乗り、渋谷道玄坂まで向かうことになった。その理由は、彼女がどうしても道玄坂にあるラブホテルに行きたいと言ったからである。

そのラブホテルは道玄坂を登りきった左手にあり、ホテル内にプールがあることで有名なラブホテルだった。

 


ラブホテルの中で



私たちは、腕組しながらそのホテルへ入っていった。ホテルに入ると各部屋の内部がわかるパネルが目に止まった。そのうちで小奇麗な部屋を決め、エレベーターに乗った。

私たちはエレベーターの中でもずっと腕を組んでいた。

部屋に入ると、彼女はカラオケをしたいと言ったので許してやった。

彼女はソファーに腰掛け、マイクを握ると数曲続けざまに歌った。歌はうまいし、歌声も悪くはない。

私は、彼女が歌っている間、服の上から彼女の胸を触ったり、キュロットスカートの隙間から手を入れて、パンティー越しに股間を撫でていた。

彼女は、嫌がりもせず私の行為に身を任せていた。時々、感じるのか、歌声が上ずることがあった。

私は、彼女の空いた左手を掴み、私の股間に導いた。ジーンズの上にテントを張ったモノを握らせた。

彼女は拒絶せず、握り続けた。まんざら嫌いではないようだ。

私は、彼女の服を脱がせ始めた。グレーの上着を首から脱がすと、白いブラが見えた。服を着た状態ではよくわからなかったが、バストはかなり大きかった。

私は、ブラのフックに手をかけブラを脱がした。ピンク色した乳首とやや濃いピンク色した乳輪が見えた。

乳首を右手の親指と人差し指の間に挟んでもてあそんでいたら、彼女は小さな声を漏らした。

   「あっ、あっ、あーん」

この子は感じやすそうだ。演技をしているようには見えない。

乳首を吸うといっそう高い声で「歌い」始めた。しめた!
私はうれしかった。こんなにうまくことが運んだことはなかったからだ。

ここに至るまでを思い出すと、すっぽかしに何度遭ったことか。

それを思うとあまりにもうまくいったので、拍子抜けした面もあった。私にしては「贅沢な悩み」だった。

 


白と黒のコントラスト



キュロットスカートは脱がしにくかったので、彼女に自分で脱いでもらった。キュロットスカートの下には白いスキャンティーを穿いていた。

白いスキャンティーを脱がすと、黒い逆三角地帯が目に入った。彼女は色白だったので、白と黒のコントラストが強烈だった。とても眩しかった。

彼女は体をじっと見られるのを恥ずかしがった。そして、先にシャワーを浴びたいといった。私は彼女にシャワーを浴びに行かせた。

私は、ソファーに座ったまま、彼女がシャワーを浴びている音を聞いていた。

彼女がバストから下をタオルで覆って出てくると、私はシャワーを浴びに浴室へ入っていった。すでに股間は大きくなっていた。

私がシャワーを浴びて出てくると、彼女はベッドの中で待っていた。

私は毛布をたくし上げ、彼女の横に滑り込んだ。キスをすると彼女は積極的に舌を絡めてきた。私は、彼女の舌を吸ったり、彼女の口の中に舌を入れたりしてキスを楽しんだ。フレンチキスの味は芳醇なワインのようであった。

キスをしながら、私は彼女のバストを揉んだり、股間に手を伸ばして、左手の中指で濡れ具合を確認していた。

中指と人差し指を股間の割れ目に入れ、ザラザラした部分を刺激した。膣内で2本指を回転させたり、内壁に沿って執拗にこすると、彼女は指を締め付けた。膣の中は暖かく、溢れ出た愛液で指はぬるぬるしていた。

彼女が充分に濡れたことを確かめると、コンドームを陰茎にとりつけた。私は顔を彼女の濡れた股間にうずめると、舐めまわした。クリトリスから会陰に至るまでていねいに舐めると彼女は腰を振り始めた。

彼女はささやいた。

    「い・れ・て」

その声を聞くと、私は彼女の股間にうずめていた顔を起こし膝立ちした。彼女の腰を私の腿のほうに引き寄せ、彼女の両足を大きく広げた。

私は、勃起した陰茎を右手でしっかり握り、クリトリスに亀頭をこすりつけ、大陰唇や小陰唇にも陰茎全体で刺激した。

膣口はぱっくり開いていて、いまにも陰茎を飲み込みたそうに見えた。

私は膣口に陰茎を静かに挿入した。

最初はゆっくりと腰を前後に動かしていたが、私は途中から回転運動を加えていった。彼女も私の腰の動きに合わせて腰を動かし始めた。

時々、彼女は陰茎の根元をぎゅっと締め付けてきた。「巾着名器」のようだ。気持ちがいい。

私は彼女の顔を見ながら、腰の動きを早めていった。

遂にその時が来た! 勢いよく、彼女の体の中に放出した。

 
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後で彼女から聞いた話では、彼女は道玄坂にある店で働いていて(店の名前は聞きそびれた)、出勤したかったがお金がなかったため出勤できなかったそうだ。

そこでテレクラに電話してお金をくれる男を物色して見つかった相手が、私だったというわけだ。

実は1回終わって後にさらに「楽しい」思いをした。その話は別の機会に譲ろう。
 

 

 

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体 験 学 習 のウェブマスター、タカシでした。

 

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